国際森林デー記念イベント
3月21日は国際森林デー。世界中の森林を称え、その認知を広める日です。2025年に国連が選んだテーマは「森林と食料」です。このテーマは、森林が食料安全保障、栄養、そして生計に果たす重要な役割を強調しています。森林生態系は、世界中の何十億もの人々に食料や燃料、収入、雇用を提供するとともに、土壌の肥沃度を支え、水資源を保護し、世界の生物多様性の生息地としても機能しています。
Monsoon Tea Companyにとって、森林は事業の中心です。タイ北部の森林に覆われた山々は当社事業に欠かせない存在であり、自然と調和した持続可能な茶葉生産は当社ミッションの基盤です。「Forest Friendly(森にやさしい)」なお茶へのアプローチは、創業当初からの指針であり、繊細な生態系に寄せる愛情が、困難な時期を乗り越える原動力となってきました。森林に覆われた地域でお茶を栽培するという考え方は、効率的な単一栽培(モノカルチャー)農園と比べると、10年前までは理解されにくいものでした。しかし今では、多くの企業や団体がこのテーマを議論し、タイでの当社の取り組みを参考にしています。
当社にとって、森林は生物多様性そのものを意味します。単一の樹種だけで構成された農園は森林とは言えず、単一栽培(モノカルチャー)では生き物が豊かに生息できる場所は限られます。当社の取り組みは、多様な生物が共存するエリアの保全と、最善の方法による再森林化の推進に焦点を当てています。その一方で、地域社会が茶の栽培と生産によって生計を立てられることも大切です。このすべては、当社のお茶を愛し、森林由来の商品を購入してくださるお客様のご支援なしには実現できません。皆さまのご協力に、心より感謝します。本日3月21日は、日頃お使いの製品について考え、その製品が世界中の森林にどのような影響を与えているかを振り返ってみましょう。


森林を保護することは、この地球上の生命にとって必要不可欠です
