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森林保護につながるお茶

森林保護につながるお茶

当社はお茶産業を根本から変えることをミッションとしています。地域社会と密に連携することで、自然を守りながら、世界中の人々に素晴らしいお茶を届けていきます。

追跡可能なインパクト

持続可能な取り組みを通じて自然保護を始める企業が増える中、私たちは次の一歩を踏み出しました。それはインパクトの追跡です。2025年、お茶の生物多様性を追跡するトレーサビリティシステムを導入、これにより、すべてのお茶がどこで栽培されたか、そしてそのお茶が守っている生物多様性までさかのぼって確認できるようになりました。

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追跡可能なインパクト
私たちの信念

私たちの信念

  • 持続可能性を最優先に

    自然を守りながら高品質で倫理的な製品を生み出すため、可能な限り最も持続可能な方法でお茶を栽培しています。

  • みんなにうれしいお茶

    お茶は気軽に楽しめるものであるべきであるという理念の下、お茶初心者にも長年のファンにも、ピュアティーから遊び心あふれるブレンドまで、シンプルで楽しく、新たな発見に満ちた体験をお届けします。

  • 地域社会の自立支援

    地域社会を支援しながら、自然保護とお茶の生産を両立させ、お茶産業を根本から変えより良い未来の基盤を築くことを目指しています。

創業者ケネス・リムダールについて

創業者ケネス・リムダールについて

起業家であり、生物多様性の擁護者としても知られるケネス·リムダール(Kenneth Rimdahl)は、お茶への深い情熱を抱き、1994年にスペインのマドリードで初めてのティーショップをオープンしました。これが現在グローバルに100店舗以上を展開するEast West Company礎とました。やがて2012年、タイ·チェンマイでMonsoon Teaカンパニーを創業、森林に優しい農法(フォレスト·フレンドリー農法)を用いて生物多様性の保護と向上に取り組んでいます。

森林に優しいお茶の創始者

フォレスト·フレンドリーなお茶のコンセプトと、生物多様性を評価する手法「リムダール·スケール(Rimdahl Scale)」の発案者であるケネスは、持続可能な農業の先駆者としても知られています。そのリーダーシップのもと、Monsoon Tea Co., Ltd.はタイ国内に7つの直営店を展開、世界中の一流ホテルやレストランにプレミアムなお茶を提供しています。

グローバルな評価

ケネスはTEDxトークで自身の見識を共有し、学術論文にも寄稿、さらに多数のメディアインタビューにも出演しています。その取り組みは高く評価され続けており、持続可能な農業や環境保護への意識を人々に促すきっかけとなっています。

創業者ケネス・リムダールについて

これまでの歩み

2012年

Monsoon Tea Co., Ltd.は、ケネス・リムダールとヴォラカーン・ウォンフー(Vorakarn Wongfu、愛称エーク)によって、タイ北部で持続可能な方法により育てられた素晴らしいお茶を世界に届けることを志し、チェンマイで設立されました。

2013年

ジンジャイ・マーケットにオープンした最初のMonsoon Tea店舗では、タイ産のお茶と、モンスーン・ブレンドやヒルサイド・ブレンドなどのオリジナルブレンドのみを扱っていました。しかし翌年、採算が合わず閉店してしまいました。

2014年

タイ産のサステナブルなお茶をホテルやレストランに卸販売しようと試みるも、なかなかうまくいかず、ケネスとエークは、タイのお茶がビジネスとして成り立つのか、少しずつ疑問を感じ始めます。

2015年

仕切り直してワットケートにMonsoon Teaを再オープン。お茶とタイ北部の料理を組み合わせたフードメニューもスタートしました。ここがレストラン、ティーハウス、オフィス、出荷拠点となり、今後のすべての活動のベースとなっていきます。

2016年

事業は少しずつ成長し、山間部の新たなコミュニティや協力者とともに、「フォレスト・フレンドリー」なお茶が次々と生まれていきます。

2017年

チェンマイのワンニマン(One Nimman)にMonsoon Teaをオープン。世界中から訪れる人々が私たちの取り組みに興味を持ち、売上も徐々に伸び始めます。

2018年

アレクセイ・レシュチコフ(Alexey Reshchikov)と共に「ティーファウナ・プロジェクト(Tea Fauna Project)」を立ち上げ、タイ北部のお茶園周辺で生物多様性のデータ収集のために初の昆虫トラップを設置。同年、5種類の茶葉をブレンドしたプライド月間限定の「レインボー・ブレンド」も発売、今では象徴的な存在になりました。

2019年

バンコクにMonsoonの2店舗、トゥルー・デジタルパーク店とエム・クオーティエ店をオープン。トゥルー・デジタルパーク店は2年後に閉店となりましたが、エム・クオーティエ店は2024年末まで好調に営業しました。

2020年

バンコクの拠点、Monsoon Teaアソーク店がオープン。2フロアに「フォレスト・フレンドリー」なお茶と小さなコンブチャ(Kombucha)バーを用意。イベントやティーテイスティングを開催し、世界中からの観光客を集めました。ちょうどコロナ禍が始まったタイミングでのオープンだったため、会社にとっては厳しい時期でした。

2021年

「ティーファウナ」プロジェクトで新種のスズメバチが発見され、創業者ケネス・リムダールから「Drepanoctonus rimdahli(リムダールバチ)」と名付けられました。パンデミックから落ち込んでいた売上も少しずつ回復し始めます。

2022年

Monsoon Tea Co., Ltd.の国際展開として「Monteaco」をスタートし、ヨーロッパやアメリカでのプレゼンスを拡大していきます。

2023年

チェンマイにジンジャイマーケット店「Monsoon Tea JingJai Market 2.0」がオープン。 最初の店舗を開いてから10年、今度こそ成功を手にするための再チャレンジとなりました。

2024年

タイ国内で新たに「Monsoon Tea」JWマリオット店、ターペーゲート店、チェンマイ・ゲート店の3店舗をオープン。

2025年

山間部で育まれたすべてのお茶の産地と周辺の生物多様性への影響を追跡する、「生物多様性トレーサビリティ」の仕組みを世界で初めて導入しました。この仕組みにより、農家は生物多様性保護への貢献度に応じてより多くの収入を得られ、お客様もお茶についてより深く知ることができます。

本社

本社
本社

本社について

チェンマイ本社は2015年からMonsoon Tea Company中心拠点として、日常業務に加え、茶葉の手作業での梱包、また近隣や海外から訪れるお客様を併設のティーハウスやレストランでお迎えしています。

個性あふれるワットケート地区に位置し、タイ北部の森林へ世界中のお茶好きを誘い、また新しいブレンドの試作や、生産者やパートナーとの打ち合わせ、そして「Forest Friendly(森にやさしい)」なお茶への情熱を分かち合う場にもなっています。

20255月、本社は道路の向かい側にある川辺のスペースへ新たに移転しました。より広い空間で成長の場を提供し、さらに深まる味わいの体験、リラックスした参加型イベントの開催が可能になりました。

すべてがひとつに集まる場所は、これからも続く当社の旅の拠点となります。